医療機器の開発とコンサルティング|医療機器の開発・内視鏡・コンサルティング|ENDream

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医療機器の開発とコンサルティング

医療機器の開発とコンサルティング|医療機器の開発・内視鏡・コンサルティング|ENDream

弊社代表は10数年の間に様々な医療機器、デバイスの開発を企業の皆様と行っております。これからも内視鏡メーカーや医療機器メーカーの皆様と一緒に内視鏡を中心とした機器の開発を行ってまいります。また今後は弊社独自のデバイス開発を積極的に行ってまいります。私たちの作ったデバイスがより安全で確実な医療に貢献できるよう努力を続けてまいります。
ここからは弊社代表が虎の門病院在職中に開発に携わり、臨床現場に導入した開発事例をご紹介いたします。

警告用鉗子栓

近年、抗血栓薬(血をさらさらさせるお薬)を内服されている患者様が多くいらっしゃります。そのような患者様の内視鏡検査の時には組織を取るような検査や治療は出血の危険を伴います。しかし内視鏡医がうっかり処置をしてしまうことがありますが、リスク軽減のための鉗子栓をフォルテグロウメディカル社の皆様と共同で作成いたしました。現在、同社より菊池式鉗子栓として版売されております。

内視鏡治療補助具

内視鏡治療の技術は目覚ましく、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)により多くの早期がんが治療をされております。しかしESDは手技的に難しく、時に穿孔(消化管に穴があいてしまうこと)や出血があり得ます。このESDをより安全に確実に行うためにスマートシューター®というデバイスをトップ社の皆様と共同で作成いたしました。現在、残念ながら販売中止となっておりますが、より改良してまいりたいと思っております。

内視鏡検体撮影装置

ESDで切除した検体は多くの施設では実態顕微鏡で観察され、術後の病理結果と比較するようにしております。しかしこれではNBIなどの技術を用いることができない、撮影できるサイズが小さいなど問題がありました。拡大内視鏡を検体撮影に用いるためのデバイスを桜精機、三啓社の皆様と共同で作成いたしました。現在、受注生産の形で版売しておりますのでお気軽に弊社にご連絡ください。

細径内視鏡用先端透明フード

より患者様に侵襲を少なくするために内視鏡はより細くなっております。しかし、様々な内視鏡時に用いている先端フードが細径内視鏡にあわずに困っておりました。我々は安井株式会社の皆様と細径内視鏡用の先端透明フードを共同で作成いたしました。現在、富士フィルム様からNichendo®として販売されております。

細径内視鏡用ESDナイフ

細径内視鏡でのESDは、より狭い領域に正確に潜り込むことができメリットがあります。専用のナイフもなかったため、大阪大学の中島清人教授のENGINEのご指導のもと山科精機の皆様と細径内視鏡用ESDナイフを共同で作成いたしました。現在、SBカワスミ様からエンドセイバー®fineとして販売されております。

内視鏡用シングルユース防護具

COVID19の流行後より内視鏡時の感染対策の重要性が再認識されるようになっております。患者様からの飛沫物やエアロゾルから内視鏡医を守り、内視鏡室をはじめとする環境をより清潔に保つためのデバイスをオリンパス社の皆様と共同で作成いたしました。現在、同社よりAeroprotect®として販売されております。

大腸憩室結紮用デバイス

近年、大腸憩室出血の頻度が高くなっております。出血部位を同定して、出血している憩室を吸引し結紮する治療(EBL)が行われるようになっております。より良い内視鏡の視野で、強力にかつ連発できるEBL用デバイスを朝日インテック社の皆様と共同で作成いたしました。現在、Endoligar®としてセンチュリーメディカル社様で販売されております。

3D内視鏡

よりリアリティーのある画像を求めて3Dの技術が様々な分野で発展しております。軟性内視鏡の領域でも3D画像の導入が望まれております。私たちはオリンパス社様と共同で、日本医科大学貝瀬満特任教授のご指導のもと3D内視鏡の開発に協力をしております。現在、販売には至っておりませんが、臨床の現場では様々な有用性が報告されております。